2015年5月3日日曜日

Grow The Tillandsia!!!! 5

Grow The Tillandsia!!!!も最終回。
ざっと開花までを紹介したのだが
実はティランジアにはこの先にも楽しみが…。

開花を終えたティランジアは花芽の脇、株の外側に子株が顔をのぞかせる。
世代交代だ。親株から栄養を貰い成長する。
ティランジアも種ができ成長するのだが
種から親の大きさになるまでに
5年、10年と長い時間を要する。
なので基本的には子株で増やしていく。

子株のサイズが親株の2/3ほどになれば
切り離して育ててもいいのだが、
そのまま塊状に育てるのもおすすめ。

その塊の状態の株をクランプという。




T.fuchsii f.gracilis(フクシー f.グラシリス)
百均なんかでも売ってるお馴染みの
ティランジア。
クランプになると繊細な葉とは対照的に
かなりのボリューム。
水を好み、乾燥しやすいティランジア。
風通しのいい環境で
しっかり水やりしてやるといい。



T.juncea(ティランジア ジュンセア)
このティランジアもいろんなところでよく目にする。
一度に何個も子株を出すので比較的早く
クランプになる印象。
うちでは直射日光があたる場所に吊るしているので
葉がきれいに赤く染まっている。
乾燥しやすい場所で育てているので
夜の水やりはたっぷり与えている。


T.aeranthos'Miniata'(ティランジア アエラントス'ミニアータ')
花は咲かないが、そのエネルギーを
子株に注いでいるかのごとく次から次へと
増えていく様子がおもしろい。
新しい株が出てきたかと思うとその脇に
新しい子株が顔を出してるくらい成長が早い。


T.ionantha(ティランジア イオナンタ)
これは最初1株だったものがクランプに。
約8年くらいでこの姿に。
枯れた株や葉をこまめに
取り除くのがポイント。
花が咲き終わったばかり。
じきにこの株の脇に子株がでて
さらにおおきくなっていく。




T.butzii(ティランジア ブッツィー)
これももとは1株。
株全体に細かく入るまだら模様が
魅力的なティランジア。




5回にわたり自分の思いつく
ティランジアの基本的な部分を紹介したわけだが
育て方は人によって差がでてくる。

ティランジアそれぞれの特徴をつかみ
それにあった置き場や水やり方法を
見つけてあげることが大切。
そうして相性が合うとティランジアたちは
驚くほど美しい姿、またときには
力強い姿をを見せてくれるはず。

さあ、Grow The Tillandsia!!!!


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