葉や花の色、形に魅せられるのだが
それらに加え “根” の魅力にも
とりつかれていることに気づく。
着生植物特有の 力強い根 に。
捉えようとするデンドロビウムの根。
みずみずしく柔らかな先端が
コルクの細い隙間に入り込み
しっかり捉えようとする様子は
獲物を捕まえた生物のようにもみえる。
ファレノプシスの太く無機質な根。
できているかのような光沢を放っている。
バルボフィラムは鉢を覆い始めている。
苔生した鉢に着生する様がクール。
コルクに着生したティランジアの
カルミネア。
コルクにわずかに接した一点から出る無数の根。
これだけでしっかり身体を支えている。
比較的サイズの大きなファシクラータ。
カリファノの根は乾燥して鉢の柄のように。
自論に過ぎないが、根を張るということは
その環境が気に入ってそこで子孫を
残そうとしていると思っている。
着生植物を育てていく上での
健康のバロメーター。
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